宇宙の中のちいさな宇宙たち

ニートの人生観とは

私のニート歴

どうもこんにちは。みしろです。よければ、親しみを込めて「みっちゃん」とか呼んでやってください。…まぁ、自由に呼んでいただいて大丈夫です(笑)


前回の記事で、就業経験について少し触れましたが、今回は、学校を卒業してから現在に至るまで…。言うなれば、私の「ニート歴」を書いていこうと思います


●短期大学在学中

一般的に、短大の就職活動は1年生の後半頃から始めるらしいのですが、自分が働くなんて全く想像できず…。もちろん、学校側から就活についての話などはありましたが、自分のこととして捉えられていませんでした

2年生の夏休み後くらい(?)に、学校側から「まだ就職内定していない人達は、絶対に参加してください!」と、合同企業説明会のおしらせをもらい、講義を早退して参加することに。気になる職業などなにも考えずに行ったので、たまたま声をかけてくれた企業のブースで話を聞いて、適当にうろうろして帰りました

たしか、その説明会の初めの挨拶で、就職エージェントのような方が「今、内定をもらっていない人は本当にまずいです!危機感を持ってください!」と叱責。その言葉をきいても、当時の私は反発心を抱くのみでした

●短期大学卒業後

結局、まともに就活もせずに卒業。バイト情報誌を見たり、ハローワークに登録したりするも、まだまだ自分の状況を理解できていません

しばらくして、卒業した短大から、在学中に就職が決まらなかった人達に向けて、「就職をサポートしてくれますよ」と、ある会社(当時はわからなかったのですが、今思えば派遣会社ですね)を紹介する封書が届きました。私は乗り気じゃなかったのですが、親に説得され、同じく、まだ就職していなかった短大の同級生(小学校~短大までずっと一緒)と、2人でその会社に行ってみることにしました

●派遣会社で働くことが決まるが、1日で挫折

短大の同級生と派遣会社へ行き、登録を済ませ、それからは毎日電話がかかってきました。電話嫌いなので、めちゃくちゃストレスがたまりますが、なんとか我慢します

紹介された2件の企業と顔合わせ(会社を見学したり、志望動機を話したりします)をし、1つは「自分には難しそう」(ネットオークション代行サービスの会社)という理由でお断りし、もう1つは「他の人を採用するので」と不採用に(ちなみに地域区分局という、地域内の全ての郵便物が集まる、大きな郵便局でした…たぶん)

少し脱線しますが、私の担当のコーディネーター(おすすめの企業を紹介してくれたり、マナーなど教えてくれたり、顔合わせにも同席して、いろいろサポートしてくれます)の方が、とても親身になって接してくれる女性で、すごく頼りにしていました。ですが、2件顔合わせを終えたあと、いきなり担当の方が代わったんです。なんでだろう…。次の担当の方は男性で、ちょっと苦手でした

3件目の顔合わせ。社員は2人だけで、デザイン関係の会社だそうです。この会社を紹介されたとき、コーディネーターに「みしろさん、やる気あるんですか?あなたは社会人として…」とかなんとか言われましたが、それは置いといて…(笑)初めて美術系の仕事を紹介してもらい、不安はありますが、そこで働くことを希望し、採用していただけることになりました

とうとう初出勤です。スーツを来て、コーディネーターの方と会社の前で待ち合わせをし、会社の中へ。説明すると長くなるので、簡単に書きますが、仕事の内容は「名刺の整理、備品の買い出し、封書の配達、4コマ漫画をつくる」です。外の仕事が終わったあと、机の前でひたすら時間が過ぎるのを待ちました。4コマ漫画を頼まれたときは「これなら出来る!」と喜んだのですが、こういう感じのをと渡された4コマがちょっと、どう考えても理解できなくて、頭を抱えました…(質問できない私が悪いんですが)

やっと退勤の時間になり(ニートに8時間勤務はきついです)帰ろうとしたとき、社長に「みしろさんって、自転車乗れる?」と聞かれ、ああ、もう無理だ…と。豆腐メンタルすぎます。あ、あとなぜか政治家の後援会みたいな紙に、名前書かされました…

家に帰って、机の下に引きこもります。(母が、私の好きな餃子を用意してくれていたのが辛い…)

そうして…派遣会社に、「働けません。精神病かもしれません」とやばいメールを送ってしまいました。バカですね、ほんと。完全に自信を失いました

●パートを1か月?でやめる

やばいメールで派遣先の会社を辞めた私は、さすがにマズいと思い、すぐにバイト情報誌をあさりました。それで早朝6時~9時(1時間ほどの残業あり)の品出しのパートを見つけ、応募し、なんと採用していただけることに!

正直にいうと、品出しの仕事は結構好きでした。朝早く、休みが月曜だけなのは辛いけど、ひとりで黙々と出来るので。では、なぜ辞めたかというと、人間関係ですね。早朝の品出しは、私を含めて4人だったのですが、1人嫌な人がいました。他の人とも揉めたらしいので、まぁそういう性格の人なんでしょう。「20才の子と仲良くなれて嬉しかった」って言ってくれる、親切な女性(年金だけでは足りなくて働いているそうです)も居たので、なんとか頑張りたかったのですが…。他にも居ました。嫌な人が。全然知らないおばさんなのですが、いきなり私の前で仁王立ちして「おはようございます」と。びっくりして、わりと大きめな声(コミュ障で声が小さい)で挨拶を返したら、他のおばさんと一緒に「なーんだ。声出るんじゃないの。あははは!」って。…むかつく。バカにしやがって。もう無理…。契約更新をせず、辞めてしまいました

●そして、私はニートになった

2度も逃げてしまい、もう私は無理なんだと、働けないと、心が折れました。品出しのパートを辞めて、それからは一度も働いていません。ニートになってしまいました


今になって、思います。辛いことから逃げたつもりだったけど、あの時踏ん張っていたら今頃どうなってたんだろう。こんなに思い悩むことも、なかったんじゃないのかと

逃げつづけるのは、つらいですね